2013年3月17日
コモモスリムや重心移動ルアーをバチ抜け引き波ルアーとして使う場合、ウエイトが前方へ移動して引き波が出なく普通に泳いでしまいます。
風で海面がバタついてる時や糸ふけを取った瞬間にウエイトが前へ! なんてこと良くありませんか?
気を使いながらリトリーブしなければなりません。
大野チューン!コモモスリム改造でウエイト固定加工等がありましたが今回、ナイトレイド80Fでウエイトの後方位置での固定に挑戦してみました。
ウエイト後方固定の手順と加工道具
ウエイト固定加工のやり方は簡単です。用意するものは画像をご覧ください。
<手順1>
ウエイトの位置を確認する為、塗装を紙やすり180番で削り取ります。
ルアーのペイント(塗装)をやり直す場合はボディ全面削り落します。
穴をあける位置が解かる場合は、紙やすりでの研磨は不要。穴あけ作業に入って下さい。
<手順2>
ミニルーターを使って、失敗しないように穴あけ!
ミニルータは色々な種類がありますが、いちばん安いものでOKです。バルサ材でのハンドメイドルアー制作にも使えてとっても便利!ルアービルダーに欠かせないアイテム。
<手順3>
穴を開けたら瞬間接着剤でウエイトを後方位置で固定
瞬間接着剤を穴の中に「ちゅ~と注入!」瞬間接着剤が完全に硬化するまで絶対に動かさないこと!動かすと変な位置で固定されてしまうので注意して下さい。
瞬間接着剤の選び方としては「密着耐久性」と「速乾性」のどっちを選ぶか?「密着耐久性?」
<手順4>
エポキシボンドで穴埋めしてから、塗装をして完成!
エポキシボンドは粘度が硬く、ヘラなどで押し込むように2~3回繰り返して下さい。
水漏れの原因になりますので手抜き作業は厳禁。
穴埋めが出来たらエポキシボンド乾燥後にボンドを研磨。お好みの色に塗装して完成!