2013年1月3日レポート
春を制す釣り人さんは、1年を制すと言っても良い季節?「シーバス春パターン」今回は、春の具体的な知識と技術向上を記載です!
目次
春の基本と攻略
春のシーバス釣りは1年の中で最もパターンが多く、初心者にとって非常に手こずる季節でもあります。 基本的な理由はベイトの種類の多さ、ベイトの種類の分だけパターンがあると思ってもいいでしょう。
初心者にとって複数のベイトパターンに手こずってしまい、ポイントやルアー選びも上手くいかず、情報に振り回されてるのを良く見かけます。
シーバスにとっての春は、食べ物に困らない食欲の季節です。
シーバスの春の釣り方の基本として、初心者に気にしてもらいたい点をいくつかあげていきます。
シーバス春の基本と攻略 四つのキーワード!
<シーバス春の基本と攻略> 水温と水温の上昇
水温の違いでベイトが違い、水温の上昇でベイトが変わり、春のシーバスの居場所が変わる。
シーバスの春パターン攻略は「水温の上昇がカギ」水温の上昇をネットを使って調べ上げるのもいいでしょう!
<シーバス春の基本と攻略> 潮の濁りと雨
東京湾奥の1月、2月の潮は、スケスケの透明です。潮の濁りを気にして見て下さい。
気温と共に水温が上がり始めると、潮が濁り始めます。それと同時に雨も気にして下さい。
潮の濁りの理由が雨によるものかどうか?
それともプランクトンによるものか?
プランクトンは「水温10度以下」の海域では活動しないようです。
プランクトンの増加による濁りならば、確実に水温が上昇し食物連鎖が始まり春の釣りが成立し始めます。
<シーバス春の基本と攻略> シーバス春のベイト
シーバス釣りの基本中の基本がベイトである。
やっかいなのがベイトの数。春は産卵した卵が水温の上昇と共に孵化が始まり、次から次えと稚魚が現れる。
「ここが初心者の悩みどころではないでしょうか?」
東京湾奥で春のベイトのスタートは「アミ」です。
アミの溜まりやすい場所や、アミが湧く理由を考え、ポイント選びをして下さい。
シーバス釣りをされた方は、もうお解かりですね!「バチ」です。東京湾のバチ抜けは、意外と早い春時期から始まり5~6月頃まで続きます。
注意して頂きたいのは、バチが抜け続く訳ではありません。
お次は「小魚系!」稚アユ、ハク、チカ、それとサヨリとまだまだ居ます。地域によって違うので調べてみましょう!
この稚魚たちは、バチ抜け時期と同時に姿を現すのでパターンの見極めが重要です。
ここまでくると春一番が吹き、気温と水温が一気に上昇して本格的なバチ抜けが始まり、春パターン全開です!
それと忘れてはいけないのが「シラス系のパターン」孵化したばかりのベイトです。
シラスがベイトの時、使用するルアーに迷っちゃう初心者はマイクロベイトパターンのレポートを暇な時に!
春のメインベイトの一つ! イワシが東京湾奥に接岸したら各フィールドは釣り人さんだらけ。トラブルの無いようにイワシパターンを楽しんでください。
5月のGWにもなると「高速バチ&クルクルバチ」「トリッキーバチ」とか言われてるバチが、ウヨウヨしていますので気にして下さい。
<シーバス春の基本と攻略> ベイトのフィールド
ベイトによって好む場所やレンジが違います。ベイトの生態なんかを調べ、ポイント選びをして下さい。
ベイトによって好む場所やレンジが変われば、釣り人のフィールドや使用するルアーも変わります。
初心者の多くは何時も同じフィールドに行き同じ場所に立ち、キャストを繰り返しているのを良く見かけます。 シーバスが捕食しているベイトを想定して、フィールド選びをして下さい。