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ルアーを使った「ヒラメの釣り方」特にサーフ! 広すぎて迷っちゃいますよね? そんな釣り人さんに読んでいただきたい内容です。
目次
NO.3 ルアーヒラメの釣り方「サーフ編」
ヒラメはシーバスなどに比べて回遊性が低いので、サーフで狙いどころを探しながら足で釣るのが基本である。
しかし、ランガンが全てでは無いので注意して頂きたい。 ヒラメは確かに身を沈めて、ベイトが回遊してくるのを待っているのだが、一か所に待ち伏せしてる訳ではない。
ヒラメはフィッシュイーター!
マズメの時などは活発に行動して効率よくベイトを捕食する場所へ移動するので、ヒラメに合わせ釣り人も移動することが大事です。
もちろん、ピンポイントで粘るのも有りだ。 ヒラメが捕食場に着く前に私たち釣り人が先に待ち伏せするのも面白い釣りである。
ただ、だっだっ広いサーフでヒラメの捕食場がすんなり発見できればの話である。
やはり足で釣るランガンが基本で、地形や海底に変化が見られるような所では、足を止めキャストを繰り返し探るランガンスタイルが理想的である。
サーフでの狙いどころ
サーフでの狙い所をいくつか挙げよう。 サーフがワンド状になっているそのワンドの真ん中。(砂浜がエグれてる所)
このワンドの真ん中は周りと比べ水深があり、波の高い時や干潮時など目が離せないポイントである。 「水深のある所は波が立ちにくく崩れずらい」ので、底荒れしずらい特徴があるので覚えておこう!
そしてワンドの両脇になる岬エリアは、砂浜が海に向かって延びている部分。 この岬状になっている部分は、波が崩れやすくてサーファーの溜まる場所でもある。
押し寄せた波は深い方へ流れて沖への払い出し(離岸流)になっているので、必ずチェックして頂きたい。
これらは、ヒラメ釣り初心者が見ても探しやすく実績の高いポイントです。
波のあるサーフでは「波を読む」ことでボトムの変化も読めてくるので、波を観察してボトム変化を見極めてもらいたい。
<波を読む注意点>
- 押し寄せる波(ウネリ)のスピード変化
「ウネリが速い=深い」
「ウネリが遅い=浅い」
- 波が崩れる所がカケ上がり、崩れた白い波が又ウネリに戻る所がカケ下がり
- 波は浅い方へ向かい蛇行する場合もある
- 押し寄せる波(ウネリ)の幅がワイドか三角波か?
砂の着き方が横長か縦長か?
軽く触れましたが波から読めることは、まだまだあります。 フィールドに通ってじっくり観察して下さい。
「サーフ&港湾」ヒラメの異なる時合
他魚種にも言える事だと思いますが、ヒラメの時合はフィールドによって時合が異なることは皆さんもご存じでしょう。「え!知らなかった」って人の為に少しお話します。
サーフヒラメの時合は、状況にもよりますが一般的に、「上げ潮でベイトが接岸」この接岸したベイトを「満潮から下げ」に積極的に捕食します。
このことからマズメ時に満潮が重なる時がベストである。
この時合のベイトは主にカタクチイワシ等の場合が多く、時合が短い時があるのでテンポ良く釣り歩くことをお勧めします。
また潮位変動の少ない潮の日には、上げ潮でベイトが接岸すると同時に捕食し始めることをお忘れなく!
港湾ヒラメの時合は荒れた潮を嫌うヒラメが港内に入り、潮止まり付近にメゴチやキスなどを捕食するヒラメで、時合が長いのが特徴です。
サーフと港湾のタイムスケジュールを上手く組んでチャレンジして下さい。